BCG

結核を予防するワクチンで、いわゆるハンコ注射です。
肺結核が有名で、咳や発熱が続く慢性の伝染病です。結核は戦前の日本では死亡原因の一位でした。BCGの普及や、治療法の進歩で患者様は減少していますが、今も毎年3万人以上の方が感染しています。
BCGは、乳幼児の結核性髄膜炎や粟粒結核などの重症感染症も予防します。

1回だけ接種します。

接種時期と間隔

1歳未満で1回接種します。
生後5か月で接種することが多く、生後8か月までに接種を完了するのが一般的です。

ワクチンの副反応

[正常な副反応]

接種後2週目頃から、針の痕に一致した場所が赤く固くなります。人によってはジクジクしてきます。接種後5〜6週頃に最も目立ちます。その後、かさぶたができて、徐々にキレイな肌に戻ります。人によっては少し痕が残ることもあります。

稀に、接種した側の腋の下や、首のリンパ節が腫れることがあります。接種して1〜3か月後に見られます。半年くらいで自然と小さくなることが多いです。

[異常な副反応]

接種後1週間以内に、針の痕に一致した場所が赤く腫れてジクジクしてくる時は、小児科に相談しましょう。既に結核に感染している可能性もあります。
その他、接種後に具合が悪くなる場合は小児科を受診しましょう。

診療時間

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当クリニックについて

千葉ニュータウン中央駅前の小児科・アレルギー科クリニックです。ご家庭やお子様の状況に合ったサポートができるよう努めます。お気軽にご相談ください。


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