発達についてのお悩み

子育ての中で、お子様の発達について心配になることがあるかもしれません。小さな心配でも不安に苛まれます。大きな心配だと、不安や悲しみで苦しくなってしまうこともあるでしょう。

人には必ず得意と不得意があります。
私たち大人は、歳を重ねる中で、知らず知らずに不得意な部分も成長して目立たなくなっています。一方、当然のことですが、幼ければ幼いほど不得意な面が目立ちます。
不得意なことが目立ってしまっているお子様も、適切な対応をしてあげることで、私たち大人と同じように、成長するにつれてその不得意が目立ちにくくなることも多いです。

どのような対応が適切なのかについて、今まで医学的、心理学的、教育学的、社会学的に多くの議論がなされました。現在では多くのお子様やご家族に当てはまる大枠として、応用行動分析学(ABA)やTEACCHプログラムなどが主流の手法とされています。とはいえ、実際にお困りの皆様とお話しする中で日々感じるのは、お子様一人一人、またご家庭毎に、本当に必要なことやその運用方法は少しずつ違うということです。

ご不安を抱える方が、「相談をしよう」「何かできることはないか」と前向きに考えられた時に、どこに相談すればよいかわかりづらいことも課題です。
当クリニックには発達障害支援アドバイザーもおりますので、ご相談を伺い、お子様とご家族にとってどのようにすると良いか、一緒に考えることができます。ご家庭毎に、必要があれば簡単な対応方法から、適切な相談先や受診先、療育および教育機関、適応され得る社会資源をご紹介したり、場合によってはお子様に合う保育園や幼稚園を探す方法が相談できるかもしれません。就学までの道のりについて簡単に説明することもあります。当院でできることは多くはないですが、私たちと一緒にお悩みについて考え、少し先が見えるようになることで、辛いお気持ちや生活の大変さを少しでも和らげていただければ幸いです。当クリニックは、お悩みを抱えるご家庭の相談窓口として在りたいと考えております。
このようなご相談には、ゆっくりお話しする時間が必要ですので、小児科の通常診療時間では困難です。当クリニックでは、休診日や診療終了後などの診療時間外に、特別診察枠を設けてご相談を伺うことにしています。
特別診察枠のご予約はお電話でのみ受付ております(電話番号 0476-85-5511)ので、お気軽にお電話ください。

よく知らない場所に行くのが怖かったり、長い時間診察室にいるのが難しいお子様も多いです。特別診察枠ご受診の際は、お子様が少しでも安心して不安なく診察室にいられるよう、スマホやタブレット、ゲームやお菓子など何を持ち込んでいただいても構いません。
診察終了後の枠では、その日の診察が終了するまでお待たせしてしまいます。当日ご来院いただいた際、受付にお声がけいただければ、診察順番が近くなったタイミングで電話でお呼び出しをする相談も可能です。
お子様を連れてのご来院が難しい場合、まずはママやパパだけご来院での相談も可能です。
その他、受診形態について、なんでもご相談ください。

*睡眠障害について

発達のお悩みを持つお子様に、睡眠のリズムが取りづらいというお悩みが伴うこともあります。
寝かしつけるのにかなりの労力を要したり、一度眠れても小さな物音や振動で起きてしまったりします。何もなくても、毎日真夜中に起きて、一度起きると数時間眠れなかったり、朝まで起きていたりします。お子様一人で起きていると危険なので、ママやパパも眠れなくて、生活が成り立たなくなるご家庭もあります。

このようなお子様のために、安全性が非常に高い睡眠薬があります。もちろん効果は人それぞれですが、睡眠リズムが取りづらいお子様の助けになることがありますので、場合によっては提案させていただくことがあります。
お子様の睡眠についてお悩みの際は、当クリニックにご相談ください。

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当クリニックについて

千葉ニュータウン中央駅前の小児科・アレルギー科クリニックです。ご家庭やお子様の状況に合ったサポートができるよう努めます。お気軽にご相談ください。


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