＊どんな病気？

現在では日本人の４人に1人が花粉症を持っていると言われています。年々患者様が増えている国民病の一つです。花粉飛散時期に、花粉が鼻や口から体内に入り込み、アレルギー症状を引き起こす疾患です。

くしゃみ、透明な鼻水、鼻づまり、目のかゆみで困ります。症状がひどいと、頭重感や頭痛、喉の痒みや咳、下痢や腹痛、皮膚の痒みや赤みがみられることもあります。これらの症状は、軽微であっても勉強や作業、仕事のパフォーマンスを低下させますので、症状に気づいた時は、小児科で治療の相談をすると良いでしょう。

 ＊どんな花粉が原因になるの？

スギやヒノキをはじめとする春花粉が有名です。他にも、カモガヤやオオアワガエリなどの夏花粉や、ブタクサやヨモギなどの秋花粉などが有名です。

＊どうやって治療するの？

当院では、鼻アレルギー診療ガイドラインに沿って治療を行います。花粉を避ける対策に加え、内服薬と点眼薬、点鼻薬などを組み合わせて治療します。他にも、舌下免疫療法による体質改善や、12歳以上の重症患者様には注射薬など特殊な治療の選択肢もあります。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。