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プール熱(アデノウイルス感染症)
*原因はアデノウイルスです
プール熱は、その名の通りプールでの感染が多くみられる夏風邪の一種です。咽頭結膜熱とも呼ばれます。アデノウイルスが原因で、6月頃から感染者が目立ちはじめて、夏をピークに流行します。鼻や目やにのついた手やタオルからの接触感染や飛沫感染でうつります。
*どんな症状?
主な症状は、発熱、喉の痛み、目の充血や目やに、頭痛です。1週間程症状が続きます。
*プール熱になった時はどうしたら良いの?
他のお風邪と同じように、症状を和らげるお薬で、少しでも楽にしてあげながら、ご自身の免疫力で回復するのをサポートしてあげましょう。発熱が長いと5日ほど続くことがあります。解熱剤で少しでも楽にしてあげながら、栄養と水分をこまめに補給します。
*いつから登校して良いの?
学校保健安全法の学校感染症に当たり、発症した場合は出席停止となります。
症状がなくなって2日経ったら登校できます。
*アデノウイルはプール熱以外の病気の原因にもなります
アデノウイルスは、現在50種程度見つかっており、ウイルス種によって引き起こされる症状が異なります。プール熱(咽頭結膜熱)以外にも、咽頭炎やはやり目(流行性角結膜炎)、出血性膀胱炎、胃腸炎、肺炎、肝炎、脳炎など様々な病気の原因になります。